絵本2023.07.27
~ごあいさつ~
はじめまして、えほんのトビラ屋の河本と申します。2年ほど前から定期的に、アカシヤ保育園、第2アカシヤ保育園の先生方に、絵本のお話をさせていただいております。このたび園のホームページが完成したということで(おめでとうございます!!)、絵本のコーナーを担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします!
「絵本の読み聞かせ…正直、めんどくさくてやっていません…」「絵本の楽しさがさっぱりわからない。」という保護者様から「絵本のことをもっと詳しく知りたい!」「おススメの絵本を教えてほしい。」という保護者様まで、皆様の疑問や質問にお応えしていきたいと思います。お忙しい日常生活の中で、絵本の読み聞かせの時間が親子の楽しいひとときになれば、とても嬉しく思います。
先日、保育参観のあと、アカシヤ保育園の3,4,5歳児さんクラスの保護者の皆様には、「おうちで親子で絵本を読むことを激推しする理由」をお話させていただきました。
ご参加くださいました保護者のみなさま、長時間のお話にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
改めまして、振り返りを兼ねまして、こちらのコーナーで、数回にわたって、先日お話させていただいたことを、かいつまんでお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!
『「子どもを育てる」とはどういうことか』】
絵本のことはさておき、まず、「そもそも、子育てとは?」ということをお話させていただきました。
子どもを育てる=ヒトを育てる ですよね。では、ヒトは、ほかの動物たちと何が違うのでしょうか?ヒトは、脳を使って、知能と理性で高度な「社会」を作り、そこで“お互いに関わり合いながら”生きていきます。つまり、「子どもを育てる=社会の中で生きていけるようなヒトに育てる」ということです。
では、「社会とは?」社会とは、人と人、自分と自分以外の人との関わり合いのことです。具体的には、園や小中高校、大学、会社、クラブ、習い事、友達、恋人、ご近所などの地域…ネット上のコミュニティなども、含まれると思います。人は、自分以外の誰とも全く関わらずに生きていくことはできません。どのような形にしても、必ず自分以外の人と関わって生きていきます。
「子どもを育てる、ということは、その子が社会の人との関わりの中で、楽しく幸せに生きていけるような人に育てる」ということではないでしょうか。
今回はごあいさつと、「子どもを育てる」とはどういうことか、についてお伝えいたしました。次回は「社会で楽しく幸せに生きていけるようになるためには」についてお伝えしていきたいと思います!