給食2024.06.20
栄養バランスの良い食事がよいと思っていても、何の食材にどの栄養素が入っているかを考えて献立を考えるのは大変です。
そんな時、
食べ物の色は、その中に含まれる栄養素を表す重要なヒントになります。
例外となる食べ物はありますが、ざっくりと知っておくだけでも色と栄養素の関係を知ることで、バランスの取れた食事を心がけることができます。
赤やオレンジ色の野菜や果物にはβカロテンやビタミンCが豊富に含まれています。
これらの栄養素は免疫力を高めるだけでなく、視力や皮膚の健康維持にも役立ちます。例えば、トマトやにんじん、パプリカ、かぼちゃ、オレンジなどが挙げられます。
次に、濃い緑色の葉野菜にもβカロテンや鉄分、小松菜が豊富に含まれています。これらの栄養素は骨や歯の形成に重要であり、血液の酸素運搬や免疫機能の維持にも必要です。例えば、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、などが代表的です。
また、黄色や白色の食材にはビタミンCやカリウム、食物繊維が含まれています。例えば、バナナやレモン、きのこ、たけのこ、玉ねぎ、じゃがいもなどがあります。
毎日の食事には色とりどりの食材を取り入れ、幅広い栄養を摂ることが大切です。
また、子どもたちにも食事の色彩を楽しんでもらうことも、健康な食習慣を身につけていくことにつながります。
是非参考にしてみてくださいね。